時折、深夜に突然妄想することがある。
それはただの妄想だったり、小説のストーリーだったり。
その時は何故か、2人の女性の姿が浮かんでいた。
ゴミ捨て場にゴミのように捨てられる少女。
いや、むしろ、ゴミとして捨てられる少女。
一応断っておくが、私は特に少女趣味だという訳ではない。
ってか、
そんなションベ…… や、むしろ大人の女の方が断然好きだ!だが、やはり少女でないと成り立たないシチュエーションというものもある。
その瞬間にしか持ち得ない輝き。
それは、少女から大人の女へと変貌を遂げようとしている過程における、危ういバランスの上に辛うじて成り立っている目映い色香。
そんな眩しいほどの存在が、
殴られ、犯され、最後はゴミとして捨てられてしまうというストーリー。
私は居ても立ってもいられず、PCに向かって短い小説のようなものを書き上げると、それをある女性へと送った。
以前、
「どM緊縛」http://itsukahdc.base.ec/items/1849438というROMで関わらせて貰った
灯月いつかさん。
彼女はピンの他に、「
ロー協!」などでも活躍されていることは有名だが、実は
麗しろんさんと2人で「
すじことチョコレート★」というユニットも組んでいる。
「突然なんだけど、『すじチョコ』でやれそうなストーリー考えたんで見て貰える? 気に入ったらROMとか作りましょうよ」
的なことを送ったと記憶している。
カメラマンの鈴木真吾さんを入れて4人。
忙しい人間ばかりで、ちょこちょこっとした部分は除いて、一番メインの撮影は、構想から1ヶ月以上経った後、ようやく撮影日が決まった。
――都内某公園――。
空は生憎の雨。
今日はロケが中心になってくるのに……
と思いながら店の仕事を終え、先に始めている3人に合流した。
シトシトと降り続く雨の中――。
撮影は始まった――。
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