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新宿歌舞伎町のSMバー【ARCADIA TOKYO】経営の他、各種イベントなどでも活躍する堂山鉄心の(めったに更新されない)ブログ。

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検証~貴方の後手、教えろください~新襷(たすき)

東京。
この街は凄いね。
アマチュアの中でも、プロ顔負けの技術やマインドを持ってる方がいくらでもいる。
まぁ、そもそも私は、スポーツや将棋などの特殊な例を除けば、どの世界においてもプロを凌ぐアマチュアというのはゴロゴロいるものだと思ってはいるのだが、それにしても東京という街は、その数が半端ない。
凄腕のアマチュアさんたちが多すぎるw

で、先日、そういう方々に集まっていただき(何もプロ禁止とかではないのだがw)、「中級縄講習会~貴方の後手、教えろください」という、ふざけたタイトルのイベントをやった訳だが、これが予想以上に面白くて。

一般の方ばかりなので、残念ながら画像的なものは全くないんだが、そこは名うての縛り手さんたち、皆さんそれぞれ、後手に一家言お持ちな訳だ。

一応、趣旨としては、「拘っているところ」と「気を付けているところ」を教えて貰う企画だったはずが、いつの間にか、「実はこんな裏技使ってます」的なものになっていき、私も憚りながら、「実は、こんなことを狙いながら、こんなコスい小技使ってます」的なものを披露(暴露?)していた訳だ(笑)

また、縛るのも好きなM女さんは、自分が縛りながら、自分の萌えポイントを事細かに解説し、(私ならこうされたいから、こうしてる)CTという謎のワードを一瞬で流行らせてしまっていた(笑)

そうして、終始和気あいあいと、驚きの声あり、爆笑あり、何より基本的なことの重要性を再確認出来たことも大きかったし、本当にやって良かったと思える内容だった。



で、その中で私が提唱したのが、SB(鎖骨ブレイク)しない襷=NSBT(No SakotsuBreak Tasuki)

※SB=鎖骨ブレイク=即、怪我に繋がるほどではないが、鎖骨に縄が当たっているため、萌えない痛みで縄に入っていくどころではない状態。
他に、くるぶしブレイク(KuB)、骨盤ブレイク(KoB)などがある。

細い人に限る訳ではないが、特に細い人を縛る時に気になるのがSB。
喉の下の窪みなんかを指で軽く圧迫して苦痛、もしくは苦し気持ち良いなどを与えようとしていても縛られ手さんの反応が変わらない場合、実はそれ以前からSBしていてソレどころじゃないことが考えられていたりもする(もしくは勝手な思い込みだけで、全く“入って”いないかw)。

しかも!
SBの本当に怖いところは、縛られ手さんも、痛くて縄酔いどころではないにも関わらず、即、怪我に繋がるほどではないことが自分でも分かってしまうため、縛り手に対して、とてもそれを伝えにくいという点だ(これはもちろん、KuBやKoBなども同じ)。



ってことで、SBしない襷。
NSBTを提唱してみようと思う。

まず、最近の一番多く見かけるタイプの襷。
新襷1
そもそもこれが、何故左右のバランスを崩してまで、下閂から直接上縄に留めるのかが分からなくて、そのメリットを知るために数年間黙ってやってみたのだが、やっぱり分からなかったw


新襷2
で、これを左右の閂を終えたところからセンターに戻し、そこから襷に入ろうと思った訳だが、そこでSB(鎖骨ブレイク)問題を思い出した訳だ。
(写真では従来通り、下閂から直接上縄に留めているがw)

新襷3
この通り、見事鎖骨に入ってしまう。


彼女が痩せていることと、縄が弛まないよう、少ししっかり目に留めているので多少極端になってしまっているが、もっと緩く留めても、多かれ少なかれ、こういう傾向は出てしまう。
そして、完全にSBにならないくらいに緩く留めるんであれば、そもそもそんなに緩い襷なんて意味ないんだから止めてしまえば良いんじゃないかと思っていた。

新襷4
※緩すぎる襷は、ちょっと遊んだらこんな感じに。





で、私が新たに提唱する襷は
新襷5
下閂を終えたら、一旦軸縄にグルっと巻き付け、それを脇の下から前に出し、肩を通って、クロスさせずに、すぐ後ろの上縄に留める
※かなり外側に留めてあるが、仰向けに吊る場合、ここが気になるようなら、1cm程度中に寄せても構わない


新襷6
そこから軸縄の下を通って、反対側の前から先ほどと対称の位置に留める

新襷7
こんな感じ

新襷8
割としっかりと留めたのだが、ちゃんと鎖骨を避けられているのが分かるだろう。
※だからと言って、強く絞めすぎると、今度は吊った時、肩がブレイクしますw


これは、やり出して1ヶ月くらいなのだが、強いて欠点を探すとしたら、従来の背中をクロスするタイプに比べて、若干、拘束感は劣るかもしれないということだけ(言われてみれば、程度だそうだが)

ただ、私一人で結論を出すのは憚れるので、出来れば多くの方に実践していただき、検証していただければと思っています。
※なるべく試して、検証結果とか教えてください。



もちろん、こんなことをしなくても、10年以上も前からあるように、前部にVを作り、それを左右に分けるという方法でSBを避けることも出来る。
これから私は、その方法とコレとを比較していこうと思っているので、良ければ皆さんご協力ください。





次回の中級縄講習は(いつになるか分かりませんが)、「縛られ手たちのから騒ぎ」と題して、縛られ手さん達に好き勝手言ってもらうという企画を考えています。
縛り手にとっては耳の痛い話の数々。
けど、縛られ手さんの本音を聞ける大チャンスになるのではないかと期待しています。

本音縛られ師さん、大募集!

ってことで、皆さん素敵な緊縛ライフを。

プロフィール

堂山鉄心

Author:堂山鉄心
大阪府出身。 大阪を中心にSM活動を広げてきたが、ARCADIA TOKYOの出店に伴い、その活動の拠点を東京に移し活躍中。

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