いわずもがな
いはず‥ 【言わずもがな】
《連語》
1.
言わない方がいいと思われること。言うに及ばないこと。 「―のことを言う」
2.
言うまでもなく。 「子供は―、大人まで騒ぎ出す」
またまた、昨今の緊縛事故に関する考察です。
内容は・・・タイトルを見てお察しくださいw
最近よく耳にするのが事故の過失割合やその後の対応について。
曰く、受け手は痛みや不便など実害を受けているのだから、治療費は縛り手が負担するのが当たり前。
少し過激なものになると、それどころか、完治までの生活費や慰謝料なども縛り手が負担するのが当たり前だという意見も。
なるほど。
確かに、2人で楽しんだ結果事故を起こしたんだから、下の方は少し極端な気もするけど、少なくとも治療費くらいは面倒見てあげたくなりますよね。
さて、ここで一つ例を出して考えてみましょう。
例1
受け手「慣れてない相手だったし最初は軽めに縛ってくれてたんだけど、私はキツい縄が好きなのでキツく縛ってくださいと言いました。確かに自分から言ったんですが、結果事故ってしまい、仕事にも行けず休んでいます。私はどこまで相手に請求して良いものでしょうか?」
みなさんどう思われますか?
様々な意見があって当たり前です。
、
1「自分から言ったんなら仕方ないでしょ? 諦めなさい」
2「いやいや、受け手が言ったからと言って鵜呑みにせず、窘(たしな)めてあげるのが縛り手の役割。それもせずに事故ったんならやはり縛り手が悪い。治療費から休業補償、慰謝料はもちろん、相手が望むならば家まで行って炊事洗濯家事親父・・・云々」
3「まぁ、どっちもどっちだけど、一人で不安だというなら話を聞いてあげて、一緒に治療に付き添ってあげ、治療費の一部、もしくは全部を負担してあげる。更に、それ以外のことは2人でじっくりと話し合ったら良いんじゃないかな?」
4「上記1~3以外」
1~4
みなさんはどう思われましたか?
また例2として、受け手は自分から何も言ったりせず、同じような事故があった場合はどうですか?
答えは変わってきますか?
きませんか?
ある方がこう言っているのを聞いたことがあります。
「どちらが誘ったとしても、事故った方は痛みや生活的な不便をおっているので、その分で相互責任でいう責任は果たしている。だから、どちらが悪いとかではなく、怪我をさせた方が怪我を負った方に対して、治療費はもちろん、生活保護と同じだけの金銭的保証をすべきである。また、対応によっては慰謝料なども支払うべきであろう」
このお話についても、みなさん色んな意見が浮かんだことだと思います。
こちらも踏まえた上で、パート2では、また新たなる別の例も出して考えてみましょう。