前回の続き
牛魔王を倒した三蔵一行は次なる試練に向けて天竺へ向かう
訳もなく、もう一泊して然別湖を攻めるか、移動するかで試案。
取りあえず、ガソリンと食料を補給し、釣り具を買い足すため帯広に向かう。
帯広の釣り具屋さんで情報収集。
一番間違いないのは阿寒川とのこと。
――阿寒川――
マリモで有名な阿寒湖から流れ出す渓流。
美しい渓相とそこに育まれた美しい魚体の話は聞いていたが、如何せん遠い。
既に札幌から3時間掛けて走ってるのに、そこから更に2時間以上走るとか……。
帰りのことを考えると憂鬱になるが、せっかく来たのだから後悔はしたくない。
えーい。
走ってしまえ!
とにかく真っすぐ続く北海道の道
アメリカかと錯覚するような景色
ほんの少しだけある高速からはちょんまげ山(さっき命名)が見える
足寄ではちー様と記念写真w
もう一枚
で、着きました。
阿寒湖。
すっかり暗くなった20時くらいに着いたんだけど、思った以上に観光地で、200mくらい続くお土産屋さんとかあって意外と賑やか(ここでも写真撮ってなくて後悔)。
コンビニで遊漁券を購入し、朝まで川沿いのパーキングエリアで仮眠。
っと思ったけど、疲れも溜まってきてたらしく、気が付けば7時くらいですっかり日が昇っていました。
まさに抜けるような青空にどこまでも深い緑。
ここから川へと降りていく。
静かなる湖は、それはそれで大好きなんだけど、川のせせらぎはいつでも私のテンションを跳ね上げ、その後、少しの間を置いてゆっくりと落ち着かせていってくれる。
途中歩いていると
魚やらザリガニやらが死んでいる溜まりがあった
何だろうと視線を上げると湯気が
写真では分かりにくいが、この岩の窪みからはグツグツと沸騰した温泉が湧き出ていた。
卵持ってきたら良かったー!
なんだろう?
シメジみたいに株分かれをしている樹があって
ここに女捕らえたら楽しいだろうなぁとか考えながらも
花のように美しい葉とか
とにかく目に入るもの全てが美しい
で、釣りですね。
お任せください。
どーーーーーーんんんん!!!!!キャッチ&リリースについては色々な意見があると思います。
私にも私なりの理由があるんですが、ここでは割愛。
全ては、流れに帰り、自然の風景に溶け込んでいく美しい魚体から何かを感じていただきたい。
A River Runs Through It
川はただ、そこに流れ続ける
part4に続く