先日
と言っても、少し時間が経ってしまったのだが、M女さんからリクエストを貰った。
「天使の羽みたいな感じで、更に残酷なまでの高手小手をお願いします」
あまりこういうリクエストを貰うことは少なく、基本的に、何も言われなければ好きに縛るというのがスタイルな訳だが、たまにはカタチありきで縛るのも面白い。
となると、この場合の高手小手とは、恐らくクロスした両腕の手首側を肩の方に向かって高く上げた形のことを言っているのだろう。
確かに、肩・肘関節、共に柔らかい方なので、長時間でなければ問題は無いと判断し、お受けすることにした。
まずはイメージと共に、関節の可動域を確認する
普通の後手に縛ってから上げたのではテンションが変わってしまうので、なるべく最終的な形をキープしたまま縛っていく
一度腕を降ろしてリラックスして貰い
そこから指を絡めとる
カタチを追求するからと言って
作業になってしまってはツマラナイ
カラビナに掛けて戻ってきた縄は
手首の輪に戻すことで更に肩関節を責め上げる
そこから更に、体を前に倒すことで苦痛から逃れようとするのを許さないために、片足を上げる
余り縄で吊り縄に髪を留める
これで顔を下げることすら許さない
キミが望んだカタチの
現実(リアル)を体験し
キミはそこで何を見たのだろう
キミはそこに何を感じたのだろう
楽しかったね。
またおいで。